沖縄ミーバイ(ヤイトハタ)

『水なし活魚』技術の確率

「活魚」としての流通が県外・国外へ可能になりました。

養殖ヤイトハタを冷やして仮眠状態にし、専用の箱に入れ、水なしで輸送する技術が開発されました。ヤイトハタ活魚22尾(体重約1.2キロ)を香港へ輸送した結果、12時間の輸送後に95%は生きていました。

ヤイトハタ活魚を辻調理技術研究所(大阪)に輸送して調理試験を依頼したところ、日本料理や中華料理の食材として高い評価を得ました。平成24年度からは、首都圏の大手居酒屋チェーン店と、水なし活魚輸送によるヤイトハタの取引が始まりました。

ミーバイは海外でも高級魚として知られています。特に中華圏は活魚文化が定着していますので、低コストでミーバイ活魚を輸送できるようになれば、海外販路の拡大に役立ちます。