沖縄ミーバイ(ヤイトハタ)

「沖縄ミーバイ」は美しい海で育った高級食材です。

上品な白身は旨味たっぷり

ミーバイとは沖縄の方言でハタ類のことをいいます。サンゴ礁に囲まれた沖縄の海にはさまざまなミーバイが生息しており、最近では主にヤイトハタの養殖が盛んに行われています。また、このヤイトハタは上品な白身と旨味が自慢で、和・洋・中の様々な料理とも相性がよく、とても美味しい魚なので、沖縄県ミーバイ生産者販売促進協議会では多くの(消費者の)皆さんに知っていただくため「沖縄ミーバイ」と呼びPRすることにしました。

安全・安心、安定供給

1.稚魚の育成

沖縄県栽培漁業センターで飼育しているミーバイから卵をとり、ふ化した稚魚に餌を与えて大きくします。約2 ヶ月かけて6cm 程度の大きさまで育てたあと、県内各地の生産者へ供給されます。

2.養殖

稚魚は、陸上または海上の生け簀で、生産者による適正な管理のもと、国産の配合飼料を使って、1.5~2.0kg 程度まで大切に育てられます。稚魚から出荷サイズに育つまで2 年程かかりますが、美味しいミーバイを育てるために頑張っています。

3.出荷

生け簀から取り上げたその日のうちに、活魚または〆(しめ)た状態で、鮮度を保ったまま出荷されます。

4.流通

お魚市場やスーパーで販売されるほか、飲食店やホテルなどで、鍋物、魚汁、刺身など、様々な料理に活用されています。

養殖場

本島では与那城、糸満、浦添、宜野湾、離島では伊平屋、伊江、渡嘉敷、座間味、八重山の各地で養殖されています。どの場所も透明度が高く、恵まれた環境で沖縄ミーバイは育てられています。

宮城島の池味漁港。朝7時頃、出荷用の魚を生簀に取りに行くための準備が始まっています。
伊計大橋から見た養殖場です。
生簀から出荷用の沖縄ミーバイを積んで漁港に戻って来ました。
出荷直前の沖縄ミーバイです。
出荷先ごとにカゴに入れます。